いまだにSNS等で…
「血統」や「純血」…
飼育下での言葉の意味を理解していない
「一部の転売屋」が存在します…。(苦笑)
たとえば…
WILD個体には純血がいないww
交雑でも見た目が同じだからww
検証で交雑しましたww
こんな低レベルな情報を発信している転売屋がいるみたいです(苦笑)
厨二病かよ…キモイ…
そこで今回は…
「勉強してから生物多様性や遺伝を考えましょうね!」
というお話です。
血統と純血
同じ生物種であっても生息地域が違うと、遺伝子構成が異なります。
生息区域が違う個体や飼育下での個体を放流・交雑すると遺伝子汚染が起こります。
どんなに外見が同じでも、隔絶された地域や水系の違いで遺伝的違いが存在します。
「メダカなども別地域に放流したらいけない理由」はここにありますね…。
ザリガニのラマシーも生息地域の違いによって、ストライプの有無などの亜種が存在します。
隔絶された環境では亜種が出現しやすい
地域・環境的に隔絶され、年月をかけて累代して
「独自の進化」
や
「外見が同じでも遺伝的分化」
をして、「独自の固定化」「独自のグループ化」されています。
どんな生物でも同じで分類が同種でも別種でも、独自のグループ血統が存在しますね…。
純血とは?
純血とは…
遺伝子汚染されていない独自のグループ化された血統の事で、
「水系がちがう同種の生物でもそれぞれが純血である」と言える。
飼育下の個体でも同様
ブリーダーは長い年月をかけて、選別累代をして品種改良をしています。
そして独自の遺伝的分化を得て、現在も進化・改良して固定化の努力をしていますね…。
飼育下という隔絶された環境での長年の累代改良個体は
「独自に進化されたグループ血統」
「純血」
と言えますね…。
選別累代の固定化は「純血」
一部の「私益目的の販売者」は無選別を肯定し、更に交雑・繁殖させては販売しています。
「数回の累代」や
「F0・F1の個体」を
プロブリーダーが販売する個体と
「類似させる単語」
を使用したり、固定化されていない個体を
「○○な血統」
と販売したりもしています。(苦笑)
それとは逆に…
固定率の高いブリーダーの個体は「純血」と言え安心して飼育できます。(笑)
あとがき
ただ一言…
「無差別に交雑させて個体を現金化する販売者」は
ブリーダーではなく
「転売屋」といいますね…(苦笑)
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生き物の血統や品種…🤔
— sısuǝoɔɐɯǝʇɐɔ ☆ ıssɐɯɐll (@catemacoensis) 2020年1月27日
形姿と血統の論点は違う…☝🏻
固有種や遺伝のメカニズムを理解しなければブリーダーや生物多様性を語れない…🐠🦞
飼育下の隔絶された環境で長年、選別累代を重ねて品種改良は行われる…
それは歴史・亜種・純血とも言えますね…😍#遺伝子汚染#転売屋#交雑#ザリガニ pic.twitter.com/6mVj4fDdts