ザリガニの飼育やその他のアクアリウム水槽などでは、様々な水質を独自で考えてミネラル等を添加したりします。
当方もカルシウムやマグネシウムを添加しています。
前回、エプソムソルトの添加を記載しましたが…
添加方法やコツなどの御質問メールが多々ありましたので、今回は…
「硬度のお話」を記載します。
目標硬度の設定
飼育水の管理をする基本は、PHや硬度などの数値を設定します。生き物の飼育には、こだわりがいろいろあります。低硬度や高硬度 弱酸性や弱アルカリ性などあります。
でも一部の転売屋は、水質管理もしないで繁殖販売しているよ…
安いえさをたくさん投入だぜww
ケンミジンコも大発生だぜww
そんな管理不十分では…
「色の薄い青白い体色」や「偽クリアー」
が育ってしまいます…(苦笑)
自分の飼育スタイルにあった数値で管理するのは大切です。
とりあえず、ザリガニ飼育で大切な数値は…
「硬度」
これだけ管理すれば大丈夫だと思います。(笑)
うちは硬度7に設定してるよ!
硬度とは?
飲料水(ミネラルウォーター等)は、一般的に軟水や硬水とよばれて販売されていますが、これが硬度の数値の違いです。
硬度とは、水に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量をアメリカ式なら炭酸カルシウム・ドイツ式なら酸化カルシウムに換算した値が水の硬度ですね…。
簡単に言うと、水に含まれているCaやMg等の質量を数値化したもの。硬度が低い水を軟水、高い水を硬水と言われています。
飲みやすい水が軟水だよね!
日本の水には軟水が多い
日本は、他国に比べ陸地が狭く川の流れが速い。
その為に、ミネラル分がとても少ない軟水の傾向にあります…。
ただし…
石灰岩が多い地形などでは比較的硬度の高い水質になります。
飼育する上で地域・国の水環境は違います。
その国や地域に合う飼育水作りは大切で、特に日本では軟水が多い為、ミネラル不足に陥ることが多いです。
甲殻類は、鰓や腸などからもミネラルを吸収する構造と言われています。
だからミネラル補給が大切なんだよ!
ドイツ硬度とアメリカ硬度
硬度には大きく上記2つの単位が多く使われています。
アメリカ式とドイツ式は、カルシウムがどんな形で地中や水中等に含まれているかという考え方で単位が異なっています。
テトラの検査キットなんかはdhだよね!
ドイツ硬度の単位は…
「○°dH」日本語では「度」
水中のカルシウムやマグネシウムを「CaO」酸化カルシウムとして示す考え方。
これをドイツ硬度とよび、水1立方メートルに10グラム(10mg/L)の酸化カルシウムが含まれる場合を1°dHとして表します。
「mg/100cm3」
アメリカ硬度の単位は…
「○ppm」=「mg/L」
水中のカルシウムやマグネシウムを「CaCO3 」炭酸塩として示す考え方。
これがアメリカ硬度と言われてppmで表します。
計算式は…
硬度[mg/L]=(カルシウム量[mg/L]×2.5)+(マグネシウム量[mg/L]×4.1)
ちなみにドイツ硬度を「17.8倍」すればアメリカ硬度になります!
長くなったから今回はここまでね!
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— ラマシーꉂꉂ(˃▿˂๑) (@catemacoensis) 2020年2月7日
予選突破した個体を大きい水槽へ…😉#ザリガニ #Crayfish pic.twitter.com/zwImyu8Vlh