今年も残り2ヶ月余りとなりましたが、ザリガニの体色の話も様々な情報がありましたね…。
でも一部では令和になっても相変わらず古い情報も…
「カロチン」や「アルビノ」の都市伝説
もありましたが…(苦笑)
近年ではザリガニの飼育時に、アナカリス等の水草を摂餌させると、体色が濃い発色になる傾向になると言う飼育方法も浸透しています。
そこで今回は「都市伝説のお話」です。
白いザリガニはすべてアルビノ?
一部のSNSでは「白ザリガニ=アルビノ」
だといわれています(笑)
でもね…
流通されている白個体100%すべてが…
「白=アルビノ」ではありません。
実際にアルビノは数パーセントもいないぐらいで、ほとんどが一般的に白変種(Leucism)と考えられています。
アルビノと白変種は違う
今回のお題のような、都市伝説を語るザリキーパーは…
「白=アルビノ」や「外見が同じ=同一品種」
という、外見だけの品種管理をしているので
「長期累代や個体管理ができていない」
でも…
殆どのブリーダーさん達は、累代記録や個体情報はデータ管理されているので安心ですが…
またこのような白個体は、様々な生物にも存在します。
流通している白個体の生物(フトアゴやウーパールーパー)の白変種は有名ですね。
{アルビノとは?}
メラニンを作る為の遺伝子情報がなく、先天的にメラニンが欠乏する特有な遺伝子疾患がある個体のこと。潜性(劣性)遺伝子なので、他のマイナス要因も出現する確立が高く累代が困難です。
流通している白ザリガニすべてがアルビノ個体なら…
「バーンスポットのような傷修復のメラニン合成」
は起きませんね…(笑)。
再度繰り返しますが…
そもそも…
バーンスポットは…
「日焼け」
でも
「メラニンの欠乏や損傷」
でもありませんから~(笑)
そんな「都市伝説」ではありませんので…(笑)
あくまでも…
「傷修復の為のメラニン合成」ですからね…
学校でも「生物の時間」で「昆虫のメラニン合成」を習いましたよね…(笑)
{白変種とは?}
メラニン合成はできるが、色素が著しく減少している個体のことです。
色素が減少しているので白化して見えます。
また完全に白化しない場合も多い。逆にメラニン以外の色素が欠落する場合も多々存在します。
斑入りも部分的な色素減少(白変種)で発生する。
ザリガニの変異個体のほとんどが、白変種バリエーションともいえるかもしれませんね。
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あとがき
今回は数あるザリガニの都市伝説の「体色のお話」を記載しました。
先月は、仕事が多忙連勤で…更新していませんでした…(泣)
まだまだ都市伝説のようなネタがたくさんありますので、後日記載いたします。
真っ黒な #ザリガニ …🦞
— sısuǝoɔɐɯǝʇɐɔ ☆ ıssɐɯɐll (@catemacoensis) October 29, 2019
今年初めて飼育をしたけど…
裏まで黒いから個体の識別が難しいですね…🤔
印がないと、複数交配させる時わけわかんなくなっちゃいます…😱#シザー#おそ松さん#繁殖期 pic.twitter.com/SLmljRrKgA
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