SNS情報などで一部のキーパーがよく連発する言葉…
「色揚げ」
「効果」
「ある」と強調するほど…実際は…(笑)
最近では…
ケンミジンコとタマミジンコの
「食性の違い」も理解でき… ゲホン ゲホン…。
さて…
今回は「カロチン」をザリガニに与えれば漠然と「色揚げできる」
ということは「ない」と言うお話です。
色揚げという名の退色?
一部のSNS情報では、「ザリガニに枯葉を食べさせると色揚げできる」という都市伝説がありますね…(笑)
でも…
カスカスの枯葉食っても…
ほとんど身にもなりませんから…
それはただの栄養不足です…(笑)
枯葉は熟成させて…
落ち葉は餌として使用する場合は、時間をかけて熟成・微生物等を付着させて与えます…。
すばらしい歴代の先輩ブリーダー達の知恵ですね。
くわしくは…
古い飼育方法は退色する?
最近では「アナカリス」を与える事例や「餌の改良」等で
流通されているザリガニの体色が薄い個体はほとんど見なくなりました。
最近の若いブリーダーさん達もすばらしい個体が多くて素晴らしいですね。
でもまだ体色が「薄青」や「青白」の個体も流通しています。
そんな個体の多くが「色素結合不足」の発色ですね…。
カロチンを少し含んだ安価な配合飼料をただ漠然と与えているだけの場合がほとんどですが…(笑)
「薄青っぽくなる」は…
「色揚げではありません」…
「濃青くなるのが色揚げです」…
サバを食べさせて青くさせる事例と同様の色素不良です。
体色の変化には数パターンある
- 色素摂取が不足して体色が変化する場合
- 石灰化が強化されて体色が濃くなる場合
- 色素を蓄積させて変化する場合
などなど
アナカリスを食べると何故体色が濃くなるか?
SNS情報では…
「アナカリスはカロチンがあるから濃くなる」
驚きの「結果ありき」の発言…(笑)
アナカリスは…
- カロチンが少なく
- クロロフィル(葉緑素)が多い
- マグネシウムを中心に配位した構造
そして…
「マグネシウム」
これが一番ザリガニ飼育で
「足りない部分」ですね。
長くなりましたので、次回に詳しく記載します(笑)
関連記事
☆お願い☆
このザリガニブログが暇つぶしになった方、ぜひ読者登録をお願いします~☆
またTwitterやフェイスブックも、ザリガニ情報を配信していますのでフォローしていただけると嬉しく思います~☆
フォロー&読者返しをさせていただきますので~☆
仕事が終わって…
— sısuǝoɔɐɯǝʇɐɔ ☆ ıssɐɯɐll (@catemacoensis) 2019年11月7日
子供にご飯を作って…
ひと息ついたら…#アレニー 水槽の掃除…🦞#ザリガニ 弄りしていると…
何故か…
スタミナが回復しますね…😍 pic.twitter.com/q1pKpo2ve3