前回に続き、まだまだ都市伝説はたくさんあります…
今回は甲殻類に含まれる
「アスタキサンチン」の話です。
海老などが含まれる餌をあげると…
「赤くなる」や「色揚げになる」
という話をききますが…
「ザリガニは違うよぉ…」と言うお話です(笑)
体内での色素存在方法
色々な動植物の中には「色素」が存在して「発色」しています。
でも…
体の中に「色が入っただけ」ではありません(笑)
実際は…
- 遊離型
- ジエステル型
- モノエステル型
など様々な色素の体内存在型があります。
ザリガニは脂肪酸エステル型?
ザリガニの「アスタキサンチン」は…
「たんぱく質と結合」されて存在します。
そして
結合されたものが…
「カロテノプロテイン」と言います。
アスタキサンチンは結合すると?
ザリガニの体内では…
アスタキサンチンがたんぱく質と結合すると…
いまさらですが…(笑)
「黒~青灰色」
として存在します。
そして、生の甲殻類をゆでると赤色になるのは、たんぱく質と結合するアスタキサンチンが遊離するからですね…また、遊離したアスタキサンチンが酸化するとアスタシンになります。
Wiki信者の方もいますので…
そもそも…
ザリガニは
「色素を摂取させれば簡単に色づく」
ものじゃありませんね(笑)
あとがき
今回は都市伝説(ショートバージョン)の「アスタキサンチン」のお話でした。
海老などの甲殻類が含まれる配合飼料は、アロワナ等の餌によく使われていますね。
アロワナや金魚等の観賞魚の色素結合タイプとの違いを理解すれば
こんな都市伝説は出てきませんね…(笑)
まだまだ都市伝説はたくさんありますので次回記載いたします。
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Procambarus catemacoensis
— sısuǝoɔɐɯǝʇɐɔ ☆ ıssɐɯɐll (@catemacoensis) 2019年11月3日
巣篭もりして1カ月…🤔
抱卵は確認できたけど…
縦型巣穴の効果はいかに…💦#ザリガニ#抱卵#カテマコ pic.twitter.com/uj616pFFmx