2023年6月1日に「条件付特定外来生物」に指定されたザリガニ。販売のみ規制対象になりましたが、飼育・繁殖はこれまでと同様に可能です。
規制前までは、ホームセンターでも「タイゴースト」「シザー」「ナイトメア」という品種のザリガニが販売されていました。
その中でも凄く青い「フロリダブルー」「アレニー」の基本情報をご紹介します。
フロリダブルーはアレニー?
ザリガニには様々な流通名や品種名(インボイス)があります。アメリカザリガニ(P.clarkii)などは、体色変化や交配などで様々な血統・品種がいます。交配で新しい体色の個体を作るのもザリ飼育の楽しさと言えます。一般的には流通名がポピュラーですが、学名や独自のネーミングもいろいろあります。
フロリダブルーの学名やインボイス
フロリダブルーの学名は「Procambarus alleni」
流通名(販売名)は下記のように様々存在します。
- フロリダブルー
- ネオンブルー
- フロリダハマー
- ブルーアレニー
- エレクトリックブルー
- blue crayfish
- florida krebs
世界中で「Procambarus alleni」は人気があるので、インボイスは様々あります。
アレニーの種類
アレニー(ブラウン)
原種ともいえるノーマルのブラウンカラー。大型個体になると黒い模様が入ってきます。
アレニー(blue)
青いザリガニの代表とも言える「フロリダブルー」
クラーキーの青と違い青に完全固定化された品種です。
アレニー(ホワイト)
この品種は白い体色で完全固定化されています。
累代等で青やブラウンの個体が出現する場合、交雑が考えられます。
アレニー(クリア)
これは当方が改良途中の純アレニーのクリア個体。一時期流通されていたクリア個体は、アレニーとクラーキーのハイブリット(アレキング)?とも言われている。
アレニー(チーター)
これは、改良途中の模様入りのアレニー。某ブリーダさんから受け継いだ個体を累代改良している個体。海外ではAllecheetahで流通している。
まとめ
ザリガニの販売は「規制」になりましたが、飼育はずっと可能です。
また、北米種は「飼育許可」が必要ですが「アメリカザリガニ」の様々な品種はブリーダーが品種改良をし続けています。これからもみんなで「ザリガニ血統」を絶やさずに維持していきたいですね。
※2020年11月2日から外来ザリガニは特定外来生物に指定されました。これまで「未判定外来生物」で輸入制限されていましたが、現在規制対象です。そして2023年6月1日から、アメリカザリガニは「条件付き特定外来生物」に指定され販売のみ規制されました。
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— ラマシーザリガニ (❛ᴗ❛ و(و˚˙ (@catemacoensis) 2023年2月21日