ザリガニ・ウーパールーパーの世界

現在流通されながら絶滅が危惧されている「甲殻類・有尾類」の繁殖ブログ

ザリガニの孵化密度と脱走

ザリガニが産卵・抱卵すると、♀個体は稚ザリになるまでお腹にくっつけて大きく育てます。

 

そんな様子を観察していると、飼育環境などのヒントや推測などが見えてきますね…

 

今回はそんな短いお話です。

 

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産卵が近い♀個体のセメント腺

 

 

 

 

 

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稚ザリまで成長

 

 

ザリガニの生活密度との関係

 

 

 

 カニなどの甲殻類は普通、ゾエア幼生まで成長したら孵化して水中を浮遊生活し、メガロパに成長します。

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

 

 

 

 

しかし…

 

 

 

 

 

ザリガニは稚ザリになってから孵化(ハッチアウト)します。

 

  

 

 

 

ゾエア幼生で孵化するカニ類は、浮遊するので分布域は広くなるんだよ! 

 

 

ザリガニは稚ザリ状態での孵化だから、分布域は集中するのか…… 

 

 

だから鰓呼吸の仕組みが特殊で、陸の移動も可能なのかもしれないね! 

 

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稚ザリの集団

 

 

 

 脱走するのは本能?

 

 

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エノプロの稚ザリ

孵化した稚ザリも次第に大きくなり、生存・個体間競争が始まっていきます。

 

生息域を広げて、競合回避するには本能的に陸を移動できる鰓呼吸を身につけて、移動する習性を身につけたのかもしれないですね…!

 

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