白いザリガニはすべてアルビノ?
日本のキーパーの一部に、「ホワイトザリガニ」は「アルビノ」だといわれています。しかし、国内で流通されている「白個体」すべてがアルビノではありません。実際にはアルビノのホワイトザリガニは「数パーセントもいない」と言われています。ほとんどが一般的に白変種(Leucism)と考えられています。また、流通している白個体の生物(フトアゴやウーパールーパー)の白変種は有名ですね。
アルビノと白変種の違い
「外見が同じ=同一品種」という、外見だけで品種分類しているキーパーは多いと思いますが、ザリガニには様々な累代/系統があります。「表現」「体色」が同じでも累代系統が違ったり、また「色揚げ」や「餌」によっても一時的に体色変化させる事も可能です。同じ表現の個体でも全く違う血統・累代が多々存在します。シザーやブラックキングのような黒い体色のザリガニも一時期いろいろな噂ありました…(苦笑)
アルビノとは?
アルビノとは、メラニンを作る為の遺伝子情報がなく先天的にメラニンが欠乏する特有な遺伝子疾患がある個体のことです。アルビノは「潜性(劣性)遺伝子」なので、他のマイナス要因も出現する確立が高く累代が困難です。また、流通している白ザリガニすべてがアルビノ個体なら「バーンスポット」のような傷修復のメラニン合成は起きないと考えられます。
白変種とは?
白変種とは、メラニンの合成はできますが「色素が著しく減少」している個体の品種のことを言います。そして色素が減少しているので「白化」して見え、また完全に白化しない場合も多いです。逆にメラニン以外の色素が欠落する場合も多々存在します。斑入りも部分的な色素減少(白変種)で発生します。ザリガニの変異個体のほとんどが、白変種バリエーションともいえるかもしれません。
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まとめ
- 白個体には「アルビノ」と「白変種」が存在
- アルビノは潜性(劣性)遺伝子なので累代が困難
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ザリガニ規制もあり、殆ど放置していた「ブログ」…💦
— ラマシーザリガニ (❛ᴗ❛ و(و˚˙ (@catemacoensis) 2024年1月8日
お正月から少しずつ改訂していますが「3日坊主」になるかも…😑
「アラフィフ」になり、少しでも後世の糧になるようにと最近特に感じます…
(っ ˘ω˘ c).。oO ( 🦞)
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