ザリガニ・ウーパールーパーの世界

現在流通されながら絶滅が危惧されている「甲殻類・有尾類」の繁殖ブログ

水槽用冷却ファンの活用

 

 

毎年この時期に「猛暑日」「災害級の暑さ」というワードをよく耳にしますが、家の中で飼育している生物も同様に高温になっています。

特に「ウーパールーパー」の飼育適正温度は18℃~23℃ですが、夏の室内水槽の水温は28℃を超える温度になっている時もあります。

 

そこで今回の記事は、クーラーファンを実際水槽で使用した感想です。

 

 

 

価格

 

今回購入したのは「テトラダブルクールファン」CF-60W

一つの電源でふたつのファンがついたお得なファンです。

 

このクールファンは「サーモスタット付き」と「付いていないタイプ」がありますが、今回は「ついていないタイプ」を全水槽に装着して検証してみました。

 

 

 

温度変化

 

使用前

 

使用後


60cmの標準型水槽に装着して2時間経過、およそ「-3℃」まで水温が低下しました。

これ以上時間が経過しても同じ水温をキープしたまま。

クールファンを使用すれば、夏場の飼育水温としては問題ない範囲まで改善できると思います。

 

 

デメリット

①汚れやすい

今回使用した「テトラ ダブルクールファン」はファンが大きいので回転数が少なく、小さいファンよりも静粛性にすぐれています。

逆に風量が多い反面すぐにファンが汚れやすく、ファンが汚れると風量が低下本来の性能が発揮できず、水温も下がりにくくなります

 

※定期的に清掃する必要があります。

 

 

②水の蒸発が多い

「クールファン」は「水槽用クーラー」と違い、水槽の水面に風を当てて「気化熱」を利用して水温を下げます。毎日ファンで水温を下げると「気化熱」によって、必然的に水槽の水は「蒸発」するので「足し水」は必須になります。

又、足し水を繰り返すと飼育水が「煮詰まり状態」になりますので、換水回数を若干増やさないといけません。

 

③クールファンは消耗品

「水槽用クーラー」にくらべて「クールファン」は構造が単純で安価。そして構造上水槽の上部に設置するので湿気」で壊れやすいです。

 

2か月使用

構造上クリップで水槽の上部で固定するのですが、「湿気」で金具がすぐに劣化してしまいます。

 

 

そして…水没…(苦笑)

 

 

 

 

 

クリップに常時負荷がかかるので「金属疲労」でしょうか?

 

当たりはずれあるとおもいますが、一つは「1か月」で崩壊してしまいました…

 



まとめ

 

夏場だけの★回避アイテムなので「消耗品」「保険」「電気代」を考えれば飼育個体の種類にもよりますが「水槽クーラー」より良いアイテムだと思います。

特に「電気代」は近年お高いですし…(笑)

 

暑さ対策に「クールファン」はお財布にも個体にもやさしいアイテムでした。

 

 

 

 

☆SNS情報☆

 

 

 この繁殖ブログが暇つぶしになった方、ぜひ読者登録をお願いします~☆

 



 

私のメインは以前フェイスブックでしたが、最近はTwitterがメインに(苦笑)

 

https://www.facebook.com/profile.php?id=100010441157051

 

 

 

f:id:alleni:20200802092032j:plain








Twitterも甲殻類・有尾類の情報を配信しています。

フォローしていただけると嬉しく思います!

 フォロー&読者返しをさせていただきますので~☆

 ↓

 

https://twitter.com/catemacoensis

 

f:id:alleni:20200802092107j:plain

 

生体販売は…

 

ヤフオクでも時々販売していますのでよろしくお願いします。

 

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/nvoxi91755