今回私がTwitterで…
「特定外来種の指定」の新規指定へ動きがあったので、拡散しちゃいましたが…(苦笑)
難しい問題だけど…🤔
— ❧ラマシー ㄜ˝レ)ᓓ̸ᐠ˝に❧ (@catemacoensis) 2020年8月4日
愛好家は暴れるしかないですね…🦞 pic.twitter.com/zgCxRAEPWn
少しでもみんなで打開策を早くかんがえなくちゃね…
情報共有は大切だね!
まだ何も決まってないのに大騒ぎするんじゃないw
決まってからじゃおせーよ…
そこで今回はその「概要」のお話です。
今回の動き<専門家会合(第12回)>
当ブログにいつも「サイドリンク」に添付してありますが…
今回大きな動きがありました。
ザリガニの部分だけをわかりやすくまとめてみました↓
会合の議論結果<第12回>
https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/data/sentei/12/d_result.pdf
- ザリガニは全種まとめて、「特定外来生物に指定」
- 二ホンザリガニは除外
- アメリがザリガニは除外
会合の意見内容
特定外来生物への方向決定案
下記にポイントをピックアップしてみました。
<ミステリークレイフイッシュ>
ミステリークレイフイッシュは1匹でも繁殖するザリガニ。
その危険性を前回の会合で議論、今回規制方向へ
流通名が多々あるので、規制時には併記が必要
写真での個体識別は困難、飼育下の寿命設定は10年
それを超える飼育申請はしない
<アメリカザリガニ>
アメリカザリガニを特定外来種に指定すると様々な弊害がある為、規制は困難
飼育個体の大量遺棄が懸念されるなど、社会的な混乱を引き起こすことが懸念されるため今回の指定は見送る。 しかし、規制の方向性には異議なし。次回から対策を検討する。
アメリカザリガニの生態系被害は飼育個体の遺棄より大きい、駆除活動の支援予算を考える必要がある。
<ザリガニ全般>
外国産ザリガニは、ザリガニペスト(アファノマイセス菌媒介)の媒介。
規制は蔓延防止の為。
https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/data/sentei/12/03_zentai_12_siryo3.pdf
規制時の問題点(当方のパブリックコメント)
パブリックコメントの概要…🤔
— ❧ラマシー ㄜ˝レ)ᓓ̸ᐠ˝に❧ (@catemacoensis) 2020年8月5日
やれる事があれば、小さな声でも今はやるしかないね…🦞💕https://t.co/00JiDSOQXR pic.twitter.com/rEPs5FeIXQ
パブリックコメントの参考になれば…
<ミステリークレイフイッシュの規制問題>
ミステリークレイフィッシュはかなりの個体数がネットや店舗で流通しているのが現状。アメリカザリガニやアカミミガメと同様に、指定された際に放流・遺棄等が多発する。
<アメリカ・ザリガニ全般の規制の問題点>
弊害を理由にしてアメリカザリガニを保留するのは免罪符、対応保留を正当化しているだけとしか考えられない。
逆にザリガニ全般を一斉規制する理由とは矛盾をしている。規制をすれば同様な弊害が必ず発生する。
ザリガニ全般の一斉輸入規制策が先決ではないだろうか?
現状のザリガニキーパーの飼育・保有個体は、環境省等が認知している数値とはかけ離れて多く存在する。
未判定指定の時と同様に、現代でもネットなどに表面化されている情報は氷山の一角。
一人の飼育者が保有している個体は雄雌多数保有している。またペア飼育している場合、メス個体の体内には精胞が存在。精包は1年以上保存が可能。メス単体での繁殖はいつでも可能である。
<ザリガニペストでの規制の問題点>
外国産ザリガニ類の規制での一番の懸念は「病原体(ザリガニペスト)の媒介」とあるが、アメリカザリガニを含むザリガニ全般の「輸入」を規制することが「規制のプロセス」としての第一歩と考える。
現在でも観賞用の「アメリカザリガニ」はどんどん輸入されてネットオークションでも販売されているのが現状。
輸入を第一に規制することで、新規のザリガニペスト媒介個体は減少する。
その後は、アメリカザリガニを含む・品種ごとに国内販売を抑制するのが近道と考えられる。
ザリガニ品種の中には繁殖がとても困難な品種が多く存在し、絶滅危惧種に指定されている品種も数多く保有されている。現在はようやく国内繁殖事例が報告されている。
そのような品種を規制する理由に「放流・遺棄」とするのは違和感を感じる。
逆に…
国内繁殖が容易な品種は少なく「アメリカザリガニ」を除外すると「フロリダブルー」「ミステリークレイフイッシュ」「ドワーフザリガニ」のみ。この認識はザリガニ飼育者の認識である。この品種は、常時ネット販売されている品種で価格帯から見てもとても安価で、1匹¥500程度で繁殖が安易なのがわかる。
輸入・保有個体が一番多いアメザリを除外する自体、規制の効力は激減。
日本の在来種である「二ホンザリガニ」は唯一飼育できるザリガニとして乱獲・絶滅に拍車がかかるのは時間の問題である。
分類群での指定はとても計算上効果的であるが、一斉規制をすると逆に、懸念がとても多くなると思います。
今回は「規制」のお話でしたが…
このお話をしたら「キリ」がありませんので今回はここまで…(苦笑)
「ザリガニ」などの観賞用ペットの多くは外来生物。
今回はザリガニの規制ですが、これからも必ずついてくる話と思います。
それぞれの立場の声やモラルの在り方…襟を正す時期なのかもしれないですね。
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— ❧ラマシー ㄜ˝レ)ᓓ̸ᐠ˝に❧ (@catemacoensis) 2020年8月4日