多忙につき、記載の時期が少々ずれてしまいましたが…(苦笑)
今年の春に当方の水槽にて「アンダーソンサラマンダーの繁殖」に成功いたしました。
現在多く流通されている「黒化しているアンダーソンサラマンダー」の殆どが交雑種と思われますが、「ウーパールーパーとの交雑種」の繁殖は高水温耐性があり容易です。逆に、国内の純アンダーソンサラマンダーの繁殖の事例はほとんどありません。
アンダーソンサラマンダーは、飼育水や飼育温度も常温飼育は難しく、溶存酸素に依存すぐに陸化してしまう傾向にあります。
詳しい飼育環境は後日記載しますが、とりあえず成功のご報告を…
今回の産卵数はおよそ200個~300個程度。
メスの個体は大型だったので、産卵数は多めと思われます。
孵化日数は水温に変化しますが、常温にておよそ2週間程度。
孵化後すぐは餌は必要ありません。体内のヨーサック(卵嚢)に養分がありますので、3日間程は安心なので、その間に幼生の餌を準備します。
当方はプラケースに「アンダーソンサラマンダー」の幼生を、数十匹ごとに個別飼育しました。
ちなみに幼生の餌は…
- ブラインシュリンプ
- タマミジンコ(非常用)
この2パターンで展開しました。
ブラインシュリンプ等の食べ残しで飼育水は汚れますので、飼育水は、毎日スポイトで丁寧に交換します。
ザリガニ飼育でも大活躍のこのアイテムは最強です!
でもやはり、今回初繁殖に成功しましたが
幼生の飼育は難しく、孵化の時点で個体数が多いので100匹程度に削減したのは良いですが…
実際飼育は難しく…
2週間の飼育で20匹まで減少しました(苦笑)
もっと残せばよかったと後悔…
今回の★の要因は…
- 産卵時期が遅く水温が高い
- さらに平年より高い気温が続いた
- 産卵後、エアレーションが強く未熟児の状態で多くが孵化してしまった
ウーパールーパーも同様に、孵化前の卵はエアレーション等の刺激を与えると未熟児で孵化してしまうので注意が必要です。
それでも試行錯誤で、今回の繁殖個体は安定期に入って現在順調に成長しています。
これからも成長経過を随時記載していきますので、よろしくお願いします。
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新章の開幕…🦞✨
— ラマシーザリガニ (❛ᴗ❛ و(و˚˙ (@catemacoensis) 2022年8月25日
青っぽい稚ザリを飼育する為、ザリガニ水槽を立ちあげ…
私の飼育環境下は、稚ザリにどんな成長を齎すか…😆
久しぶりの #ザリガニ 立ち上げだぁ〜♪ヤッ*。٩(ˊᗜˋ*)و*。ッター! pic.twitter.com/XxZjnCawli