ザリガニやバンパイアクラブなどの甲殻類を飼育していると、喧嘩や繁殖などで欠損等が発生してしまう事があります。
これは、多頭飼育やペア飼育をしていると必ず通る道ですね…(苦笑)
オークションサイト等で外来ザリガニ規制後もアメリカザリガニが販売されています。
その中でとても気になる部分があります。
傷物個体を…
「脱皮で再生する」
そんなコピペ定型文で販売しているのをよく見かけますね…
自切点で欠損した個体ならまだ納得できますが…
何でもかんでも…
脱皮すれば、全て元に戻るわけがありません!
外骨格の割れは再生できない場合が多いよ!
爪欠けなんかも奇形になる場合が多いしねぇ…
販売した後は自己責任じゃね?
やっぱりお前…素人販売だな…
自切とは?
自切には大きく2つの理由が存在します。
- 逃避自切
- 防御自切
逃避自切とは…
外敵や喧嘩など相手に捕まった時、自ら自切点から切り離し回避する自切
防護自切とは…
体に外傷や病気など異常が発生して、出血や傷・不具合が発生した場合の自切
自切点とは?
海老やカニなど甲殻類の鋏や歩脚は
7節でできていますがその節の中で
根元から2つ目の節が自切点です。
自切点を実際横から見てみると…
自切点にはすじが存在して、そこで切れる仕組みになっています。
そこで切れると出血も少なく「再生芽」が発生し、欠損部が復元されるという凄い復元メカニズム…(笑)
その「再生芽」が徐々に膜ができ、その中に再生する部位が折りたたまれて成長していきます。
そして脱皮をすると「再生芽」が取れて中から新しい欠損部が解放されるわけです!
しかし1度の脱皮ではまだ小さい欠損部なので、数回脱皮を繰り返すと元のようなサイズに戻ります。
今回は自切のお話でしたが、オークション等で販売されている欠損個体には注意が必要です。欠損個体ばかり販売している販売者は管理が不十分なのかもしれませんね(苦笑)
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久しぶりに #れんこん 投入…🦞
— ꉂ⍢⃝ラマシー (@catemacoensis) 2021年2月12日
ピーラーでスライスすると、沈みやすくて食べやすい…
ロス率が低くて飼育者が沢山食べれるのでおすすめします…😉✨#ハス#ザリガニ#ムチン質 pic.twitter.com/cPC1rPmIqu