ザリガニ飼育では、カルシウムやミネラルの必要性はSNS情報でも認識されています。
ザリガニの外骨格等には必須ミネラルで、成長する過程で脱皮行為は行われますね。
しかし…
ミネラルのお話でもカルシウム補給の為の牡蠣殻は有名ですが…
最近では
「色揚げ効果も無い餌」
を与えているだけの
「石灰化不足」
の個体を
「クリアー」と「自画自賛」
している情報もあります…
メンデルの法則以前の問題ですね…(苦笑)
そんな個体を購入して普通の体色になっても
「環境の変化で体色が…」と言い訳されちゃいますしね…。
そこで今回は「外骨格の石灰化」のお話です。
外骨格のしくみ
ザリガニの外骨格を簡単に説明すると、
骨組みのキチン組織にたんぱく質が結合、それを基礎にして「カルシウムイオン」と「炭酸塩(イオン)」・「マグネシウム」が「石灰化」して丈夫な殻が形成されます。
カルシウムイオンとは?
ザリガニ飼育では、牡蠣殻やサンゴ砂が有名ですが…
実は…
イオン化したカルシウムとはそれとは異なった状態のカルシウムの事です。
カルシウムイオンは水に溶けて、プラスの電気を帯びた状態のカルシウム。
逆に牡蠣殻などは、中性の状態やマイナス状態でイオン化されていません。
それが、水に溶けると陰子を2個無くなりイオン化します。
飼育下では弱酸性飼育では牡蠣殻等が溶けても一定でPH維持してしまいます。
だから歴代のブリーダーさんはイオン化した
「ミネラルウォーター」
を使用するんですね!
炭酸塩(イオン)とは?
炭酸塩は、炭酸イオンを含む化合物の名称の事ですが、
当方の飼育では、炭酸イオン(炭酸塩)の1つでもある「重曹」を活用しています。
重曹は炭酸水素ナトリウム(重炭酸)とも言います。
重曹はPHの緩衝作用があり急激な変化も発生しません。
飼育下でのマグネシウムとは?
マグネシウムでも様々ありますが、当方が使用するのは…
「硫酸マグネシウム」の「エプソムソルト塩」です。セレブがお風呂に使うアレですね(笑)
※ザリガニ飼育には無添加がオススメ。
名前は塩ですが、しょっぱくないマグネシウム。
有名な「にがり」の主成分で、海水に含まれる陽イオンですね…。
実は海水の成分でも、カルシウムイオンよりも多く含まれているのが硫酸マグネシウム。
ザリガニ飼育で一番欠落しているのが…
「硫酸マグネシウム」
アナカリスをザリガニに与えると体色が濃くなりますが…
「クロロフィル由来のマグネシウム」
が影響していると思いますが?
またエプソムソルトのお話は長くなりましたので、後日詳しく記載いたします。
今回使用の商品
国産 エプソムソルト 900g【エプソム塩】 硫酸マグネシウム (食品添加物)[01] NICHIGA(ニチガ) NICHIGA(ニチガ)
- 出版社/メーカー: 日本ガーリック
- メディア: その他
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catemacoensis
— ❧ラマシー ㄜ˝レ)ᓓ̸ᐠ˝に❧ (@catemacoensis) 2019年11月19日
今年最後の抱卵…
今回の個体は抱卵数がちょっと少ないけど順調に…😍
安定して繁殖をさせれるようにもっと先輩達みたいに勉強しなければ…💦
まだまだ未知なる部分がザリガニはあります…🤔#ザリガニ#カテマコ #抱卵シーズン pic.twitter.com/RKJJow1ESP