ザリガニ飼育で欠かせないのは巣穴…
ザリガニの種類でも巣穴の依存度に違いがあります。
アメリカザリガニやフロリダブルーなどはあまり依存度は高くありません。
普通の塩ビ管やシェルターが無い場合でも産卵もする個体も多いですね。
今年は巣穴からの飼育改善をいろいろ考えてみました。
シェルターの必要性
ザリガニ飼育ではシェルターをいれて飼育するのが一般的ですね。
その理由は…
- 飼育下でのストレスを軽減
- 繁殖スペース
- 多頭飼育での共食い防止
- インテリア
- 冬眠場所
いろいろな理由でシェルターは活用されています。
巣穴(シェルター)の種類と特徴
{塩ビ管(PVC)}
一般的にコスパが最高で、ザリガニ飼育で一番使用されています。
<特徴>
- 価格が安い
- 劣化しにくい
- サイズや形状も様々
<デメリット>
- パイプの中が滑りやすくストレスがかかる
- 苔が付着しやすい
- 形状的に転がりやすい
<商品紹介>
※ホームセンターなどでは¥100~ 様々なサイズが販売されているので気軽に購入できます。2個を結束バンドで固定すると転がらない。
長い塩ビ管をのこぎりでカットしてお好みサイズにするとコスパも良いです(笑)
{テラコッタシェルター}
植木鉢タイプが主流。
<特徴>
- 価格はちょっと高め
- 劣化しにくい
- 重量もあり安定
- シェルター内の空間が大きい
<デメリット>
- 陶器が多く衝撃に弱い
- 苔が付着しやすい
- 入り口が1箇所なので逃げ場が無い
- 小さい水槽では手狭になる
<商品紹介>
こちらも、ホームセンターなどで素焼き鉢を購入して加工すれば、100円前後の低コストで作成できますね。注意する点は、切断面は面取りしないとザリガニの外骨格に傷がついてバーンスポットになります。
また切断には糸鋸等で濡らしながらの切断が楽に作業できます。
小型ザリガニ(ピグマ等)には小型のテラコッタも良いかもしれませんね…
{落ち葉}
炭素量の高い落ち葉は、稚ザリ等のシェルターにもおすすめ。
秋の紅葉シーズンにはたくさん入手できます。
<特徴>
- 落葉の季節にはタダで入手できる
- バクテリアの付着・熟成で餌に活用できる
- インテリア的にもいい感じ
- 防腐効果等により水質改善できる
<デメリット>
- 落ち葉の成分(タンニン等)で飼育水が着色してしまう
- 水質が酸性寄りに傾く
- 摂餌によって粉砕・ゴミが発生する
- 飼育水の循環は悪くなる
<商品紹介>
{収穫ネット}
根菜等保管用に家庭でも使われているネット。こちらもよく稚ザリ飼育で活用されていますね。
<特徴>
- 価格も安く使い捨て可能
- 水槽内に投入するだけ
- 飼育水の循環も良い
<デメリット>
- 見た目がちょっとダサい
- 軽いので重石が必要
- 苔やゴミが付着しやすい
<商品紹介>
<あとがき>
シェルターもいろいろ販売されています。又自作シェルターやブリーダーさん独自のシェルターも販売されています。いろいろ自分の飼育環境に合うシェルターを活用して、さらなる発展したら素敵だとと思いますね。
また巣穴依存型・孵化率向上の縦型巣穴の記載も後日…(笑)
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Procambarus catemacoensis
— sısuǝoɔɐɯǝʇɐɔ ☆ ıssɐɯɐll (@catemacoensis) 2019年11月29日
成体になってモフモフの鋏に覚醒しました…😍
今年生まれた個体も現在抱卵中…🦞#ザリガニ#カテマコ pic.twitter.com/EtoDVrbcdN