ザリガニ・ウーパールーパーの世界

現在、世界で流通規制されながら絶滅危惧されている「ウーパールーパー」の長期飼育と国内で外来種規制された「ザリガニ」の累代飼育を続けているブリーダーのブログ

ウーパールーパーのオゾン添加飼育①

 

養殖におけるオゾン利用は、水中の細菌やウイルスを強力に殺菌し、病気のリスクを低減して水質を改善する技術として活用されています。

 

 

 

ウーパールーパー飼育におけるオゾン利用の主な利点

 

  • 強力な殺菌・病気予防

※ウーパールーパーは細菌やウイルスにとても弱いので、オゾンの「細菌・ウイルス死滅効果」を活用することで、病気のリスクを劇的に軽減させます。特にウーパールーパーの天敵である「エロモナス菌」も瞬殺します。

  • 水質の向上(黄ばみ除去)

※ウーパールーパーは食べ残しや排泄物(アンモニア等)が多く、水質が悪化しやすい生き物なので、オゾンのアンモニアや有機物を分解」「流木から出るアクも取り除く力」を利用して水質を改善します。

  • 脱臭・クリーンな環境

※魚の生臭さ(トリメチルアミン)を分解、コケの発生も軽減して衛生的な飼育環境を維持します。

  • 残留性がなく安全

※1分程度で酸素にもどる為、生体や環境に有害物質が残りません。

  • アンモニアの分解

※毒性の高い亜硝酸も硝酸へと効率的に変換します。

 

 

 

 

 

 

オゾン添加の問題点

 

  • オキシダントの発生

※水中でオゾン殺菌を行うと、個体に毒性のある物質(オキシダント)が発生する可能性がある為「曝気」や「活性炭」による除去が必要になります。

 

  • 適正な濃度管理が必要

※添加するオゾンの濃度によっては個体に対して「猛毒」にもなるオゾン。過剰になると粘膜を傷つける場合がありますので、個体の状況に応じて適切な濃度になるように管理する必要があります。

 

  • 機材の耐久性

オゾンの酸化作用で、一部のエアーチューブやプラスチック製品が劣化するので、定期メンテが必要になります。

 

 

 

導入のポイント

  • 適切な機器のオゾン発生能力

※オゾン発生装置は安価なものから業務用の機器まで様々ありますが、能力が高すぎると個体が★になる場合がありますので注意が必要。個人的には50mg/h~200mg/hまでが良いと思います。

  • 活性炭の活用

※上記にも記載しましたが、オゾンが有害物質を無害化した時に変換される副産物「オキシダント」が徐々に蓄積されていきますので、それを活性炭に吸着させて除去していきます。また定期換水でも大丈夫なので、定期メンテナンスは必須です。

  • 水質チェック

※飼育個体の様子を注意深く観察しながら、定期的に水質(pH)をチェックしましょう。

 

 

 

まとめ

今年からウーパールーパー水槽への「オゾン添加」検証をしていますが、現在のところメリットが多く、個体のオゾン耐性も高い感じがいします。特にこれからの季節、気温が高くなるにつれて病原菌や水質悪化の問題が増えてウーパールーパーにとっては嫌な季節になってくると思いますが、これから随時「検証結果}を記載していきますので参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

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