この時期になると「ウーパールーパー」がペットショップやホームセンターなどで販売されているのを多く目にする機会が増えてきます。更にうれしい事に、個体の価格も5月~6月は「稚ウパ」が多く流通して底値の時期。でも店頭の販売個体は、他の観賞魚と同じような取り扱いをしているので「個体のコンディション」が良くないのが現状…(苦笑)
また、これからの暑い時期になるにつれて飼育個体が病気や体調不良等になる可能性も増えてきます。
そして、一般的な飼育方法では薬浴しても治らない場合がほとんどなのが現状…
昨日抜歯をしたので、仕事帰りに歯ブラシを購入する為にホームセンターへ…🪥
— ラマシーザリガニ (((( ꜆ -ࡇ-)꜆ (@catemacoensis) 2024年6月12日
ペットコーナーを覗いたら「衰弱したブラック」が2匹…💦
とりあえず個体2匹購入しすぐ「ウパ病棟」を立ち上げて「ゴールド顆粒」を投入…
(っ'-')╮=͟͟͞͞💊💊 ᓬ(•ᴗ•)ᕒ
ん?歯ブラシ買うの忘れてしまった…😱 pic.twitter.com/lo7BX4kDkj
今回は、実際に病気の個体を現在治療中ですので「経過報告」を随時このブログに記載していきたいと思います。
実戦的な飼育では、ウパは病気が表面化した時には悪化している事が多いので「初動」が大切…
— ラマシーザリガニ (((( ꜆ -ࡇ-)꜆ (@catemacoensis) 2024年6月7日
人間と同じで、病気の知識<市販薬の知識があるだけでいい…
キーパーは感じていると思う…
「中性飼育」では飼育1年以上経過すると個体が不調になる確率が⤴️💦
💊そんな時便利なお薬は…⬇️続く… https://t.co/0SRYGySRnl pic.twitter.com/cW1gtEj6Z4
治療個体の詳細
先日ホームセンターで衰弱して販売されていた個体は2匹…
- 生後1年以上経過した成体2匹
- 品種はブラック(メラノイド)
- オスメス性別は不明
- 体長は2匹同じ22cm程度
- A個体(鰓は殆ど消失)変形もあり
- B個体(色抜けが進んで動きが鈍化)
- 摂餌行動無し
飼育環境
今回、保護購入した個体2匹の育成・治療の環境は…
- 60cmLOW水槽
- 上部フィルター
- 底砂あり(サンゴ砂細目)
- 投げ込みフィルター
- 冷却ファン1基
- 水質アルカリ性(PH9)
- 成長促進の為の「ナトリウム添加0.1%」添加
- 自慢の「K」添加飼育
使用した薬
今回使用した薬はウパの細菌治療に有効な「グリーンFゴールド顆粒」を使用します。使用環境に応じた分量の商品がたくさんありますので注意が必要。60cm水槽なら2gタイプで十分だと思います。
この薬は「おぐされ病」や「まつかさ病」などの細菌性病に特化した薬で、細菌を死滅させるプロセスが違う、フラン系抗菌剤(ニトロフラゾン)とサルファ剤(スルファメラジンナトリウム)の2種の成分を配合。
※水草水槽には使用禁止。濾過バクテリアは死滅します。
投入・使用量
今回は60cmLOW水槽を使用するので、投薬量はキツめの1g(半分)使用します。
ウーパールーパーの投薬の注意点は…
- 病気によっては10分の1~2分の1でも可
- 長時間の薬浴は中毒になる可能性がある
当方は経験上「1g」の常時投薬で治療開始します。
治療の経過は随時記載していきます!
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ウーパールーパーの「汽水域生息」とは別に、国内でも2年ぐらい前から汽水飼育は良いという情報が存在するけど、海外では2016年には既に大学で論文が出ているし出版物も多数…✨
— ラマシーザリガニ (((( ꜆ -ࡇ-)꜆ (@catemacoensis) 2024年6月9日
世界は日本より先に進んでいる…💦
汽水飼育というより「隠し味」の0.1%以下が成長促進になります⚠️ https://t.co/6rWePvfDSA pic.twitter.com/ewoklCuGCo