ザリガニやバンパイアクラブ等の甲殻類は様々な餌を食べます。特にザリガニは水中の枯葉や水生植物・小魚や昆虫まで餌にします。
いわゆる
「ハイブリッド食性」
なんでも食べるので、外来種のアメリカザリガニは在来種・植物を食い荒らす悪者のイメージがあります!
当方の飼育個体には、植物性の色素や栄養素の強化で
「れんこん」や「冷凍えんどう」
を与えています。
れんこんの話をすると「アンチブロガー」がくるよww
……
噂のれんこん動画 ↓
そこで今回は「食性」のお話です。
セルロース分解能力
甲殻類は「生息地等の違い」=「食性の違い」は生態系生態学的に、とても深い関係があります。
それは セルロース分解能力の差に関係があるとも言えます。
ザリガニは一般的にデトリタス食性と言われていますが、実際デトリタスとは何なのか知らない人が多いと思います。
実は、水槽によく投入する
枯落ち葉が
植物性デトリタス
そして
セルロース
と言われます。
セルロースは分解しにくい…
植物性デトリタスは通常分解しにくくて、消化できません。
腸内に分解酵素(セルラーゼ)が多い甲殻類は「植物性デトリタス」を好んで食べます。
アメリカザリガニの体内には分解するバクテリアが存在します。
二ホンザリガニはイタヤカエデ等の落ち葉をたべるよね!
逆に…
植物性デトリタスの分解が苦手な甲殻類は
消化が容易で栄養価の高い
「底生微細藻類」
を摂餌します。
セルラーゼはカタツムリや巻貝にも存在します!
微細藻類とは…
微細藻類と言うと難しく感じますが、「植物性プランクトン」と言うとわかりやすいと思います。水中の浮遊しているのがプランクトン、岩や砂に付着している藻類も含めた物を含めて微細藻類と言います。
顕微鏡が必要なぐらい小さいサイズですね!
珪藻結合デトリタスは結合体みたいな物ですね
詳しくはこちら ↓
バンパイアクラブの主食性は土壌・植物性
ザリガニには、枯葉を分解できるバクテリアが体内に保有しています。
個体差で枯葉を食べる個体やアナカリスを食べる個体昆虫が大好きな個体等様々いますが、その摂餌サイクルもいろいろ…
体内の不足している栄養素や色素を補充する為に摂餌サイクルが変わるのかもしれないですね…(笑)
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今日は良い新玉があったから #新玉サラダ に…🥗
— ꉂ⍢⃝ラマシー (@catemacoensis) 2021年3月12日
ついでに #れんこん もスライスして #ザリガニ に投入…🦞💕
サラダに使う鰹節を忘れてしまい☂️だけど、またスーパーへ…😑💦 pic.twitter.com/T53QfaQzJE