ザリガニという生物は世界には様々な品種が存在します。
世界で販売・飼育されているアメリカザリガニもいろいろなバリエーションが多いですが、逆に繁殖が難しいザリガニの品種も存在しますね…
もうすぐ春の繁殖シーズンに入りますが、今回は…
「遺伝的多様性」のお話です。
バリエーションと多様性
遺伝的多様性が高いと言うことは、品種に含まれる遺伝子型に様々な変異が含まれ、種として持っている遺伝子の種類が多いという事。
特に野生型遺伝子のアメリカザリガニはその昔、数匹の個体の輸入から各地に広まりました…。
そして…
様々な変異個体の出現で繁殖飼育を繰り返し品種改良等により、いろいろな美しいザリガニが産出されています。(笑)
ザリガニは近親交配に強い?
「近親交配に強い・弱い」という事ではなく…
「遺伝的多様性が高い・低い」と言う事ですね…
「どんな累代管理をしているか?」と言う所がポイントですね!
自然淘汰や選別で種は存続される
繁殖交配では、すべての遺伝子は「ホモ化」が行われます。
それは致死性も同様にホモ化されます。
ザリガニも同様ですが、自然界では致死性を持つ遺伝子は自然淘汰されて、遺伝的多様性を蓄積・構築させていると考えられています。
遺伝的多様性は、突然変異の蓄積に由来されています
遺伝的多様性が高い野生型遺伝子のアメリカザリガニは、遺伝子変異がしやすく、種としての遺伝子の種類が多い。環境悪化や病気の発生が起きて、多くの個体が自然淘汰されても生き残る遺伝子特性が存在する確率が高い。
選別は不要だという人がいたね!
選別はしなくて販売するぜww
致死遺伝子のホモもいるんじゃねぇ?
あとがき
今回もちょっと長くなりましたので、何回かに分割して記載します。
隠蔽種の知識が無いのに「生物多様性」「遺伝」の情報を発信しているブログやSNSが存在しています。
見た目が同じでも遺伝子レベルで異なると言う隠蔽種だよね!
隠蔽種と言う認識が広まれば、「放流・放虫」・「外来種問題」も改善されて行くと思いますね…(苦笑)
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#スネール 繁殖水槽から稚スネールを回収しました…🐚
— ٩(¨ )ว ラマシー (@catemacoensis) 2020年2月14日
最近は #ザリガニ 水槽にスネールを活用しています…☝🏻
スネールの潜る性質が底砂の撹拌、食べ残しをすべて食べて除去…🤔
最近までプレコ水槽の厄介者だったけど、ザリ水槽では大活躍してくれています…🦞✨ pic.twitter.com/NgUU8x9O01