最近のザリガニはいろいろな体色の個体が多くネット販売もされています。それを購入して、自分で繁殖させて累代・販売するのもザリガニ飼育の醍醐味といえます。
でも…
綺麗な体色のザリガニを購入しても
親と同じ体色にならない事例が多くあります。
そこで今回は「体色」のお話です。
高いお金で購入して後に凹むことあるよね…
雑種とは?
ザリガニの雑種とは、異なる種や亜種の関係にある個体を交雑(交配させて繁殖させた)されたザリガニで、系統が異なる個体間の交配も同様に言われる。
基本的には近隣種(亜種レベル)以外は交雑できません。奇跡的に繁殖できても次世代には繁殖できないことが殆どです。
近隣種の交雑例
- アレニーのホワイト・ブルー・ブラウンの交配
- クラーキーの様々な個体
雑種強勢の個体に注意?
雑種強勢とは交雑個体 F1(一代雑種=F1)は両親よりも大きさや体色が優れた個体で一時的に出現する事です。一時期ザリガニ販売でへテロといわれて販売されていた個体ですね…。
逆に遺伝子の相互作用によって弱体化する場合も多いです。それを雑種弱勢と言います。
現在、F1へテロ個体の特性を理解されている販売者が多いので、F1個体の販売は少なくなりました。でもいまだに交雑F1を販売されている方は時々見受けられます。
F1個体を販売されるなら、雑種強勢や雑種弱勢を表記されることも大切な部分と当方は思いますが…。
第2世代からが本当の累代?
購入側も上記の雑種特性を理解していれば、次の累代もまたおもしろくなると思います。
- F1個体は 普通に変わった体色や綺麗な個体が多々出現する
- 逆に 特徴がイマイチな個体でも、次世代では化ける可能性は高い
F1個体を購入した場合は、選別累代をすれば、すばらしい個体を産出できます。
選別交配は大切?
どんな植物・動物等の品種改良という作業は、必ず選別累代は行います。表現したい特徴がある個体を選別して、その個体を繁殖させる。ブリーダーさん達にとっては当たり前の作業ですが…(笑)
交雑を有効活用する?
アレニーを交雑(ブルー&ホワイト)させて3種の個体を産出させることも、逆にできますね…。
アレニーの交雑F1を親個体とバッククロスさせると、F2で必ず3色(ブラウン・ブルー・ホワイト)出現します。
これを選別累代すると固定率の高い 各種個体が産出できますね!
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#ザリガニ の繁殖や品質向上は保有数も影響するけど…
— ハルシャギク (@alleni_blue) 2019年7月8日
もう増設する場所がない。
やっぱり品種を絞るしか…💦
皆さんのTwitter見てると欲しくなってしまう〜🦞
最近では #clarkii が凄く魅力的🎶
奥方にぶっ飛ばされるから我慢😓 pic.twitter.com/q6GZmd5q2J