いろいろなザリガニの品種を安定して飼育や繁殖をするには
生息地の環境の情報をヒントにすることはとても重要です。
ただし…生息環境がすべて正しいと言うことはありません。
自分ができる最大限の努力が大切!
一部のキーパーやブリーダーの中には
「生息地」=「正しい飼育」
と言う考え方を持つ人も多いですが…
「限られた個々の飼育環境の中で最適を探求する」
この部分が、「生物の飼育」が「マニュアル通り」にならない面白さと、大切な部分ですね…。
国内のSNS等の情報は鵜呑みにしない
ザリガニの生息地等を「REDLIST」等で調べている方も多いですが、情報的には
残念ながら、「粗い情報」であまり参考にはならないですね…。
近年のザリガニ情報等は「偏った情報」が多く、国外の情報収集も大切。
ブログでも情報操作が多いからね!
有名な国内のザリガニブリーダーさんは、海外のブリーダーとの情報共有されている方が多いですので、お話を聞くととても勉強になります。
当方が昔から活用している、「世界中のザリガニを現地採取」している海外のサイトはとても参考になります。
ブログのリンクをみてね!
アレニーの生息地
「REDLIST」等ではアメリカ合衆国のフロリダ州南半島全体と表記されていますが、フロリダ州は日本のほぼ半分の大きさで実際には、南半島全域には生息していません。
アメリカは大きいからねぇ
日本で観賞用ザリガニとして流通されている品種のほとんどは、日本のアメリカザリガニのようにどこでも生息していません。
アレニーも現地の半島では、現在は特定の環境下で発見できるぐらいで、絶滅も懸念されている。
飼育下では繁殖が容易なアレニーでも自然環境の変化等には弱いとも言えますね。
生息地①
- フロリダ州 エバーグレーズ
捕獲された個体写真①
Academy of Sciences
a6866662-ca26-4e9c-9ae9-48a092113d8f より引用
生息地②
- フロリダ州 long pine key
捕獲された個体写真②
Academy of Sciences
fc80176a-ff7b-45bd-8787-10489b52a5af より引用
まとめ
- 野生種は赤~茶色の個体が多い
- 稀に青個体も捕獲されるが流通されている青個体は品種改良である
- 浅瀬または湿地を好む
- 気温は20℃~24℃が望ましい
- PHは7~8.5以内
- 硬度の変化には強い
- 水質悪化や溶存酸素濃度には注意が必要
このような情報を飼育環境の参考にして、自分の飼育下で最善のスタイルを作り出せたら良いと思います(笑)
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#ザリガニ の繁殖や品質向上は保有数も影響するけど…
— ハルシャギク (@alleni_blue) 2019年7月8日
もう増設する場所がない。
やっぱり品種を絞るしか…💦
皆さんのTwitter見てると欲しくなってしまう〜🦞
最近では #clarkii が凄く魅力的🎶
奥方にぶっ飛ばされるから我慢😓 pic.twitter.com/q6GZmd5q2J